CONCEPT
「美味しい」ではない
「美しい味」の茶を
多くの人へ
「茶」は、日本において約1300年の歴史をもつ飲み物です。仏教と共に神秘的な存在として受け継がれてきたと同時に、江戸時代後期には人々の日常に欠かすことのできない一服の役割も果たしてきました。「茶」からは日々の生活に根ざした上質な味わいや、日本文化のみならず東洋の思想や美意識を感じることができます。
茶を飲むという習慣は、目まぐるしく変わる時代にあって惰性に流されることのない今を感じ、自分を見つめ直す機会を生み、人々に心の和らぎを与えてくれています。そんな時を満たす “美しい茶”のあり方を追い求めることが私たちの目指すものです。
“美しい茶”とは、茶をとりまくヒトやコトの調和がとれたもの。茶を飲む人も作る人も大切にし、その人の心の映し鏡となりいつでも満足のいく味わいと非効率的であっても妥協しない茶葉への思いが無理なく両立した茶づくりです。この思いを大切にした美しい茶をより多くの人へお届けしたいと思っています。
日常の中に
句読点を
人は1日に2万回ほど呼吸をすると⾔われています。私たちにとって欠かせない運動である呼吸でも、私たちが日常生活でそれを意識する機会はあまりないかもしれません。現代人は日々さまざまなことに追われ、それ自体に集中することがないまま呼吸をしています。その無意識を意識的に変えることができれば、「呼吸が整う」感覚をつかむことができます。呼吸が整うと、⼼が落ち着き、深い安らぎを感じられます。私たちが茶づくりで⼼がけているのは、⾝のまわりで起きている物事を一服によって穏やかな気持ちで眺められるようにすることです。私たちの理想とするNEW TEA TIMEとは、茶によって五感を整え、日々のひと時に余白を呼び起こしてくれる時間です。
EN TEAが大切にする5つの思い
- 日々の積み重ね
- 出会いを尊ぶ
- 心から楽しみ
- 自然と自身に清く
- 情熱を忘れず
MESSAGE
多様性のある茶づくり
店主(左)と、茶葉の焙煎具合や淹れ方の好みを共有して独自の味を作っていく。
店主(左)と、茶葉の焙煎具合や淹れ方の好みを共有して独自の味を作っていく。